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巻き爪について

足の栂指に多く爪が丸くなって先が皮膚に食い込み、痛みや時に感染を起こして膿が出てなかなか治りにくいものです。爪をはがしてしまうこともあります。

当院では特殊なドリルを使って爪に溝をつけ、丸まった爪を平らに矯正してボンドで固定する方法で、ごく軽い局所麻酔で済む治療を行っています。翌日には入浴も可能です。

ロコモティーブ・シンドロームについて

イメージ画像高齢化社会になって、介護、寝たきりなどが大きな社会問題になっています。

これらの約半分は筋力の低下や平衡感覚の低下のため、転倒・骨折などのけがや行動力の低下による引きこもり、社会生活からの隠遁、認知障害をきたすのが原因とされています。このように運動器官の能力が低下して障害を引き起こす可能性が高くなった状態を運動器不安定症と呼び、イメージ画像高血圧や糖尿病と同じように医療の力で予防医学の観点から治療しようと整形外科学会は行動を始めています。

ロコモティブ・シンドロームとは、老いて立つ・歩く・物を抱えるなど、日常の生活動作に支障をきたした状態をいいます。
当院では年齢や膝、腰などのひとりひとりの症状を考えた運動を処方して、訓練を受けた看護職員が指導しながら体力の維持・向上をはかつています。

頚部ねんざ(いわゆる鞭打ち症)について

近年鞭打ち症に伴って、軽度頭部外傷が起こるとの脳神経外科の一部のドクターからの報告があり、 WHOでも取り上げられており、特にアメリカでは戦争による砲撃や振動により、さまざまな程度の脳損傷が起こるとつたえられています。私個人ではそのような経験はありませんが、今後注意深く観察したいと思っています。