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本殿は応安3年(1370)大内弘世の再建で、室町初期の代表的な建築です。九間社流れ造りといって、五社殿を相の間で連結し、社殿上の正面屋根(檜皮葺)に千鳥破風を組み、春日作りと流造りを組合せた特徴のある建物です。 神殿正面は真っ赤な漆塗り板扉に対し、相の間は引違い板戸になっており、神殿と相の間には長押・組物・蟇股の扱い方にも差がつけられています。細工の細部手法は極めて優秀である。各本殿内には本殿と同時製作と思われる玉殿が奉安されている。5基ともほとんど同一意匠で 3斗先の組物を組んだ方一間の厨子、入母屋造り妻入、桧皮葺で、建築手法を知る上からも貴重な資料である。又本殿内の周壁には彩絵が施され、奥壁に花鳥、向かって左壁に神像を描いている。さらに左壁には本地仏が描かれていたが、維新後の神仏分離に際し流されたという。
この本殿の御屋根は昭和52年に葺き替えられ 既に30年が経ち 痛みが酷くなり平成22年1月中旬より葺き替え工事が行われる事に決定した。工事期間は凡そ10ヶ月。この事業は 膨大な費用が掛かり 当社では募財活動を進めている。
| 拝 殿 (重要文化財) 昭和28年指定 |
(写真手前) |
拝殿は 天文8年(1539)毛利元就が寄進した建物です。桁行3間、梁間1間の切妻造で、舞殿風の簡素な造りですが木鼻・蟇股・組物などの細部の手法には、室町時代末期の特徴がよくあらわれている。床は低く四方吹抜きで、化粧屋根裏天井の建物である。このように縦に長い拝殿は少なく、文化史的意義も深いといわれている。
この拝殿も痛みが酷く 本殿の御屋根葺き替え工事に合わせ塗り替えが行われることとなった。平成22年の秋には、美しい本殿、拝殿を見ることが出来るようになります。
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